2013年12月24日火曜日

オーバーホール(ボトムブラケット編

さて、いよいよ大物、ボトムブラケット(BB)の取り外しです。

工具の噛み合いもイマイチで、ペダルよりも取り外しに力が必要と思われる箇所です。
取り付けた方(たぶんイギリス人かドイツ人かポーランド人?って、日本人じゃないことは間違いなかろう)が、ここ外れたらやばいぞって、力の限り締めていたら、一貫の終わりである、、、
一番気を使って、慎重に外すべし、、、

ボトムブラケット(BB) SM-BB6700の製品情報はこちら。

なぜか、日本サイトには製品情報が見つからなかったので、上記はグローバルな技術情報のサイトのPDF。


構造は実にシンプル。
左右のカップ式のネジに固定式のベアリングがはめ込んであり、異物の侵入を防ぐシールリングがかぶせてあり、その上にスペーサーがはめ込まれている。
インナーカバーは単に間を繋いでいるだけの負荷のかからないプラスチックの筒になっている。

取り外し前のボトムブラケット(右側)の図。


ちゃんとパーツの左右と締めこむ方向が書いてあるのは嬉しい。
あれっ、全然緩まないぞ~~~。
と言って、逆に締めこんでいたって、ありがちな出来事からこれで回避できる。

こちらが取り外しに使用した工具。


まず、一番下のが X-Tools 工具セットに付属していた工具。
これは、ボトムブラケットの溝へのはまり込みが浅く、不安定で、柄の部分が極端に短いので無理っす!
最初から使用を諦めていた。

っで、カップ式の工具をアストロプロダクツで買っておいた。
ParkToolのが良いとの評価が Amazonにあったけど、こちらは半値くらいで買えたのでこれにしといた。

さて、どうやって廻そうだが、1/2インチのソケット穴がある。
トルクレンチ(大)の差込角は 3/8インチなので、これを 1/2インチに変換してくれる変換パーツをアストロプロダクツで、合わせて買っておいた。
こういうのはお安い。

後で気付いたんだけど、X-Toolsのペダルレンチの六角の穴が 24mmで、BBカップの頭の部分に、すっぽり入ることに気付いた。
これでも OKだったかも知れない。

トルクレンチで外したわけであるが、締めつけてあるトルクをチェックする意味で、35Nmにセットして、じわりじわりと何回かトライしてみた。
なかなか緩まない(やっぱし
グッと体重をかけてみた。
数回やったら、クッっと緩む感じがして、と同時にトルクレンチがパチッと折れる感じに反応した。
35Nmあたりで締めつけられていたのだろうか?
右も左も同じような締付具合だったと思う。

こうして無事、パーツも痛めることなく外した直後の図がこちら。


筒状のインナーカバーは単にすぽっとはめ込んであるだけである。
この中をクランク軸がインナーカバーに接することなく通り、このインナーカバー自体もフレームに接することはない。
なぜだかグリスがまとわりついているが、不要では?

こちらがフレーム部分の図。


結構汚れている。
シートポストの隙間や、ワイヤーをフレームに通す穴などから、水や汚れが結構混入しているのが分かる。
水道でジャバジャバ洗車するんですが、結構な量の水が入っていました。
たまにシートポストを抜いて、フレームを逆さまにし、フレーム内の水抜きをしたほうが良いようです。

実は固定式のベアリングが使われているというのは、外す段階で知った。
カップ&コーン式でベアリングのボールをふきふきなんて思っていたんですがね(笑

さすがに固定式のベアリングを外すにはちょっとお高い専用工具も必要で難易度が高い。
なんとかグリスアップは出来ないものかと調べたところ、ベアリングは外さずにグリスアップされている方の記事を見つけた。
と言うことが下記の記事を参考にさせて頂きました(感謝!

ベアリングを外してグリスアップされているねこおじさんの好きなこと

ベアリング付けたままでグリスアップされているMotoWeb-Log

ということでスペーサーとリングを外してベアリングを露出させてみた。


う~ん、グリスが茶色くなって少なくなっている気がする。
汚れも混入しちゃっている感じ、、、
回すと若干じゃりっとする。
と言うか、これ全然くるくる回らない。
耐久性は良いのだろうが、回転性能なんてないに等しい感じ。

Ultegraグレードでしょ?
なぜ?
と思って価格を調べてみたら、2000円しないって、安っ。
こんな苦労するより、新品交換したほうが良いんじゃないって感じのお値段。

まあそれは次回考えるとして、メンテナンスのお勉強も兼ねて、グリスアップしてみることに。

で、買ってきたのがこれ。


そう、灯油保管用のポリ管、10リットル。
デグリザーやパーツクリーナーでは、しつこい油汚れやクリスがさっぱりとは落ちてくれない。
そこで、格安デグリザー?の定番、灯油を使うことにした。

と言うかストーブ持ってないんで、灯油缶から買うハメに、、、
一番小さいのが 10リットルのこれだったので、2リッターくらいで十分なんだけど、悪いんで 5リッターも買ってしまった。
一生かかっても使い切れない?
ストーブ買ったほうが良いかも?

こちらがコーヒーの瓶に 3日間灯油漬けの刑にした後の図。


グリスはすっかり灯油に溶け込んでいる(満足

取り出してパーツクリーナーでシュっとしたの図。


ちょっと写真では良く分からないが、グリスは完全の落ちている。
右側のベアリングのボールはピカピカだけど、左側のボールはくすんだ色をしている。
回してみると抵抗がある。
やっぱベアリングがよろしくないみたい。

そもそもベアリングが良くない感じなので、あまり考えずにグリスアップして組み込むことにしよっと。
結構手間をかけたけど、まあグリスアップだけでもできれば良しってことにしよう。

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