この記事は、2014/01/26(日)に四季山遊会の甫与志岳(ほよしだけ)山行企画に参加したときの記事になります。
前日の大篦柄岳のチャリ登山の疲れも冷め止まぬ間に、今日 1/26(日)は甫与志岳のチャリ登山の日です。
題して、、、チャリ de おおすみ・サイコー・ホー! Part 2
ルートラボでチョイスしたサイクリングコースはこちら。
鹿屋からなので、行きは約 26キロと近い。
二股川キャンプ場手前の登りも、約 400メートル弱と大したことはない。
問題なのは、登山後の温泉に向かう途中の登りが、キツそうなこと。
車組に遅れること約 25分と試算、、、なんとか間に合いそうだ。
あとでルートを確認してみると、、、
往路を引き返して高山から吾平に向かったほうが、登りがなくて全然速いじゃん!
と言うことに気付いた(汗
温泉からの帰りはいつものルートで桜島フェリーの予定。
さて、前回の参加時に集合時間に 3分ほど遅れてしまった反省から、今回は余裕を持って朝 6時に出発。
と行きたいところだが、やっぱり二度寝して 30分遅れで出発。
それでも十分に時間に余裕がある。
高山温泉ドームに向かう道筋をコギコギして、高山方面へ向かう。
高山に入る途中で畑の真ん中を突っ切る道(554号線)に右折しろと GARMINが指示しているが、なんと工事で全面通行止め(汗
二股川キャンプ場がある付近ははじめてで(たぶん)、道がイマイチ良く分かっていない。
このまま先に進んで途中で折れて、本来のルートに復帰できたが、20分はロスしただろうか?
554号線をそのまままっすぐ走ると、見たことのある道に合流(542号線)
高山を突っ切って岸良に向かっても、ここに合流できたことに気付く。
事前に周辺地図を頭に入れておくべし、と反省。
途中路面がカメさんの甲羅状態のように、ワレワレの箇所があり、走り辛かった。
ワレワレになるのは、俺の腹筋くらいにしてくれぃ!などと思いながらやり過ごす。
542号線に入り、いくつか採石場が見え始め、じんわりと登りになる。
肝属山地の山々は花崗岩が多いためか、採石場をいたるところで見かける。
二俣川からの清流が流れ込んでできた高山川上流が見えてきた。
山の雰囲気が出てきました。
ゴロゴロと川底に転がっている大きな岩もたぶん花崗岩なのだろう。
なんか良い感じの高山川の川上にある、川上小学校を通過。
周辺の山姿も徐々に近づいて、、、
二股川キャンプ場に到着です。
ここは夏の短い時期しかオープンしていないとのこと。
自販機も売店もないので自然を満喫できます!
というのが売り(笑)のキャンプ場だけど、オープン時期が短いのは残念。
おまけにトイレまでクローズしているとのことなので、ここまでにトイレは済ませておきましょう。
思いのほか登りが短かったので、40分前には到着。
自転車装備から登山装備に変えるのに、なんやかんやで時間かかるので、できれば 30分前には到着しておきたい。
1番到着かと思いきや、四季山遊会のみぽりんリーダーが既に到着されていた(凄
ほどなくして、福岡から来られたというつかちゃん到着。
ここ大隅まではなかなか来る機会がないので、この山行企画をきっかけにして、 前日には稲尾岳、そして明日は大篦柄岳も登って帰るとのこと。
ナイスチョイス!
福岡の登山事情や初心者におけるテント泊の心構えなどなど、貴重なお話を聞かせて頂き、感謝です。
また、その間に、みぽりんリーダーより、あったか~いコーヒーを頂きました(感謝!
さて、定刻を少し過ぎて全員集合。
今回の参加者は定員 15名に対して 14名。
満員御礼でしたが、急遽お仕事で 1名はキャンセルに(残念
このあたりは鹿児島のすんくじら(隅とか端っこという意味)大隅半島のなかでも、さらにすんくじらのほう(失礼)なので、満員にはならないだろうと思っていましたが、皆さんこの山の魅力に惹かれたのでしょう。
甫与志岳という名にも、惹きつけられるような何かを感じます。
皆さんでストレッチをして、二股川キャンプ場の向かい側にある林道を緩やかに登って行きます。
途中の山肌にも大きな岩が露出している個所もあり、登山らしくなってきました。
まずまずの時間を歩いたでしょうか?
距離にして約 3キロ、標高で約 160メートル登って、甫与志岳登山口に到着です。
ここ登山口の標高が約 540メートル、甫与志岳山頂が 967メートルですから、ここからだと 400メートルちょっとで山頂に立つことができます。
先に登られている方の車が 2台駐車してありましたが、ここまで車でも行くことが可能です。
国土地理院の地図でも分かる通り、林道沿いに綺麗な沢が続いています。
この沢を時折眺めながら、水の流れる音に耳を澄ませながら、林道を歩いてきました。
この沢は、登山道に入ってもしばらく続きます。
山頂までの距離はさほどありませんので、ほどなくして、あと 1.2キロの案内板が。
でもここから結構登った気がします。
登山道は沢を右手に、左手にと時折沢を横切って続いています。
気持ちの良いコースです。
花崗岩に苔むして、全体的に緑っぽくなっている沢の風景。
頂上近くにあった展望所。
コースを外れ、左手に少し進むと展望が得られます。
展望所から左手方向をパチリ。
今朝まで雨模様だったので、苔が露をまとって、なんかカワイイ。
山頂下には大きな岩屋があり、そこに祠がある。
日本神話に出てくる彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)が祀られている。
日本史ダメダメなので、良く分からないのだが(汗、九州の山には神々が多いので、時間をかけてぼちぼちお勉強でもしてみよう。
山頂下の岩屋から見た展望。
大隅南東部の山々が、折り重なって見えている。
スッキリとは晴れ渡ってはいなかったが、それでも十分堪能できた。
山頂に到着です。
ちょうどお昼の時間でしたので、早速ランチタイム。
山頂はさほど風もなく、岩が暖かくて、ご飯を食べやすかったです。
お隣ではウインナーを焼く、おいしそ~な匂いが、、、
匂いをおかずにさせて頂きました(感謝!
またまた、チョコレートとクッキーの差し入れを頂きました(感謝!
でもね、あんこリーダーの山頂コーヒー、、、
飲みそびれてしまいました(あ~残念。
コップは忘れないように携帯しましょう。
しかし、いつもながら、あんこリーダーのタイムスケジュールの正確さには驚かされます。
試走をし、箇所ヶ所の時間を計測し、初心者の脚をも考慮して、予測を立てられているのだろうと思います。
感謝!
本日は、(マイマザー)お手製弁当。
ちょっと型崩れしちゃったけど、おいしく頂きました!
山頂から見た岸良、辺塚方面。
この辺りはきれいですよ~。
自転車で登れる最南端の林道を登って、佐多から辺塚、岸良と走りたいのだが、なかなか始まらない。
これは、いつか実行したいチャリテーマである。
実行するなら、めっちゃ晴れた、めっちゃ暑い日が好み。
見つけました。
黒尊岳・国見岳・甫与志岳の山頂にある三つの祠を巡る、三岳参り(ミタケメイ)の三岳縦走コース。
その昔若者は、三岳参りをして、めでたく妻をめとったという。
そしておやじも、三岳参りをして、二番目の妻をめとりたいな~とヨコシマな考えが頭をよぎったという(笑
そう遠くはない間に、参らせて頂きます(願
お約束の山頂記念撮影(四季山遊会ホームページより拝借
下山して林道途中にある入口から、清純の滝へ。
さほど大きくはないが、程よい大きさの滝。
清純とは、、、
・清らかで素直なこと。
・世の中のけがれにそまっていないこと。
山頂でヨコシマなことを考えてしまったけど、来てよかったんだろうか?
大人になり、清純ではなくなってしまった心のアカを、この滝が少しは洗い流してくれたことでしょう。
そして無事に皆さん二股川キャンプ場に到着です。
チャリなんで温泉までひと足先に出ようと、急ぎ準備するもむなしく、結局私が最後に(汗
ドーターのRACE Xだと、なかなか荷物が収まりきれないのでした。
チャリ登山でも行けそうな、小さめのザックを買うことを、この時決意する。
帰りの温泉は吾平の湯遊ランド。
途中 542号線から 544号線に左折して登った坂が、距離は短いんだけど勾配キツ~(汗
頂上付近の路面が濡れててコケが生えていて、ダンシングで踏むとタイヤ滑るしね。
この線は肝付町高山から鹿屋市吾平を繋いでいる。
登り切った後のダウンヒルが良い感じの割ときれいな道。
結果として、ここを登っておいて良かった。
車組に遅れること約 30分?
なんとか皆さんと温泉にも入れて、山行企画完走です。
帰りは桜島フェリー?
の予定でしたが、ライトの充電があまりない感じ。
仕方がないので(それを良いことにとも言う)、垂水フェリーで帰りましたとさ。