2014年1月31日金曜日

甫与志岳 チャリ登山

鹿児島県の山 No.38 甫与志岳(ほよしだけ)

この記事は、2014/01/26(日)に四季山遊会の甫与志岳(ほよしだけ)山行企画に参加したときの記事になります。

前日の大篦柄岳のチャリ登山の疲れも冷め止まぬ間に、今日 1/26(日)は甫与志岳のチャリ登山の日です。

題して、、、チャリ de おおすみ・サイコー・ホー! Part 2

ルートラボでチョイスしたサイクリングコースはこちら。


鹿屋からなので、行きは約 26キロと近い。
二股川キャンプ場手前の登りも、約 400メートル弱と大したことはない。
問題なのは、登山後の温泉に向かう途中の登りが、キツそうなこと。
車組に遅れること約 25分と試算、、、なんとか間に合いそうだ。

あとでルートを確認してみると、、、
往路を引き返して高山から吾平に向かったほうが、登りがなくて全然速いじゃん!
と言うことに気付いた(汗

温泉からの帰りはいつものルートで桜島フェリーの予定。

さて、前回の参加時に集合時間に 3分ほど遅れてしまった反省から、今回は余裕を持って朝 6時に出発。
と行きたいところだが、やっぱり二度寝して 30分遅れで出発。
それでも十分に時間に余裕がある。

高山温泉ドームに向かう道筋をコギコギして、高山方面へ向かう。
高山に入る途中で畑の真ん中を突っ切る道(554号線)に右折しろと GARMINが指示しているが、なんと工事で全面通行止め(汗
二股川キャンプ場がある付近ははじめてで(たぶん)、道がイマイチ良く分かっていない。
このまま先に進んで途中で折れて、本来のルートに復帰できたが、20分はロスしただろうか?
554号線をそのまままっすぐ走ると、見たことのある道に合流(542号線)
高山を突っ切って岸良に向かっても、ここに合流できたことに気付く。
事前に周辺地図を頭に入れておくべし、と反省。

途中路面がカメさんの甲羅状態のように、ワレワレの箇所があり、走り辛かった。
ワレワレになるのは、俺の腹筋くらいにしてくれぃ!などと思いながらやり過ごす。

542号線に入り、いくつか採石場が見え始め、じんわりと登りになる。
肝属山地の山々は花崗岩が多いためか、採石場をいたるところで見かける。

二俣川からの清流が流れ込んでできた高山川上流が見えてきた。
山の雰囲気が出てきました。
ゴロゴロと川底に転がっている大きな岩もたぶん花崗岩なのだろう。


なんか良い感じの高山川の川上にある、川上小学校を通過。


周辺の山姿も徐々に近づいて、、、


二股川キャンプ場に到着です。


ここは夏の短い時期しかオープンしていないとのこと。
自販機も売店もないので自然を満喫できます!
というのが売り(笑)のキャンプ場だけど、オープン時期が短いのは残念。
おまけにトイレまでクローズしているとのことなので、ここまでにトイレは済ませておきましょう。

思いのほか登りが短かったので、40分前には到着。
自転車装備から登山装備に変えるのに、なんやかんやで時間かかるので、できれば 30分前には到着しておきたい。

1番到着かと思いきや、四季山遊会のみぽりんリーダーが既に到着されていた(凄

ほどなくして、福岡から来られたというつかちゃん到着。
ここ大隅まではなかなか来る機会がないので、この山行企画をきっかけにして、 前日には稲尾岳、そして明日は大篦柄岳も登って帰るとのこと。
ナイスチョイス!
福岡の登山事情や初心者におけるテント泊の心構えなどなど、貴重なお話を聞かせて頂き、感謝です。
また、その間に、みぽりんリーダーより、あったか~いコーヒーを頂きました(感謝!

さて、定刻を少し過ぎて全員集合。
今回の参加者は定員 15名に対して 14名。
満員御礼でしたが、急遽お仕事で 1名はキャンセルに(残念


このあたりは鹿児島のすんくじら(隅とか端っこという意味)大隅半島のなかでも、さらにすんくじらのほう(失礼)なので、満員にはならないだろうと思っていましたが、皆さんこの山の魅力に惹かれたのでしょう。
甫与志岳という名にも、惹きつけられるような何かを感じます。

皆さんでストレッチをして、二股川キャンプ場の向かい側にある林道を緩やかに登って行きます。
途中の山肌にも大きな岩が露出している個所もあり、登山らしくなってきました。


まずまずの時間を歩いたでしょうか?
距離にして約 3キロ、標高で約 160メートル登って、甫与志岳登山口に到着です。
ここ登山口の標高が約 540メートル、甫与志岳山頂が 967メートルですから、ここからだと 400メートルちょっとで山頂に立つことができます。

先に登られている方の車が 2台駐車してありましたが、ここまで車でも行くことが可能です。


国土地理院の地図でも分かる通り、林道沿いに綺麗な沢が続いています。
この沢を時折眺めながら、水の流れる音に耳を澄ませながら、林道を歩いてきました。
この沢は、登山道に入ってもしばらく続きます。


山頂までの距離はさほどありませんので、ほどなくして、あと 1.2キロの案内板が。
でもここから結構登った気がします。


登山道は沢を右手に、左手にと時折沢を横切って続いています。
気持ちの良いコースです。


花崗岩に苔むして、全体的に緑っぽくなっている沢の風景。


頂上近くにあった展望所。
コースを外れ、左手に少し進むと展望が得られます。


展望所から左手方向をパチリ。


今朝まで雨模様だったので、苔が露をまとって、なんかカワイイ。


山頂下には大きな岩屋があり、そこに祠がある。
日本神話に出てくる彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)が祀られている。
日本史ダメダメなので、良く分からないのだが(汗、九州の山には神々が多いので、時間をかけてぼちぼちお勉強でもしてみよう。


山頂下の岩屋から見た展望。
大隅南東部の山々が、折り重なって見えている。
スッキリとは晴れ渡ってはいなかったが、それでも十分堪能できた。


山頂に到着です。
ちょうどお昼の時間でしたので、早速ランチタイム。
山頂はさほど風もなく、岩が暖かくて、ご飯を食べやすかったです。

お隣ではウインナーを焼く、おいしそ~な匂いが、、、
匂いをおかずにさせて頂きました(感謝!

またまた、チョコレートとクッキーの差し入れを頂きました(感謝!

でもね、あんこリーダーの山頂コーヒー、、、
飲みそびれてしまいました(あ~残念。
コップは忘れないように携帯しましょう。

しかし、いつもながら、あんこリーダーのタイムスケジュールの正確さには驚かされます。
試走をし、箇所ヶ所の時間を計測し、初心者の脚をも考慮して、予測を立てられているのだろうと思います。
感謝!


本日は、(マイマザー)お手製弁当。

ちょっと型崩れしちゃったけど、おいしく頂きました!


山頂から見た岸良、辺塚方面。
この辺りはきれいですよ~。
自転車で登れる最南端の林道を登って、佐多から辺塚、岸良と走りたいのだが、なかなか始まらない。
これは、いつか実行したいチャリテーマである。
実行するなら、めっちゃ晴れた、めっちゃ暑い日が好み。


見つけました。
黒尊岳・国見岳・甫与志岳の山頂にある三つの祠を巡る、三岳参り(ミタケメイ)の三岳縦走コース。

その昔若者は、三岳参りをして、めでたく妻をめとったという。
そしておやじも、三岳参りをして、二番目の妻をめとりたいな~とヨコシマな考えが頭をよぎったという(笑

そう遠くはない間に、参らせて頂きます(願


お約束の山頂記念撮影(四季山遊会ホームページより拝借


下山して林道途中にある入口から、清純の滝へ。
さほど大きくはないが、程よい大きさの滝。

清純とは、、、

・清らかで素直なこと。
・世の中のけがれにそまっていないこと。

山頂でヨコシマなことを考えてしまったけど、来てよかったんだろうか?
大人になり、清純ではなくなってしまった心のアカを、この滝が少しは洗い流してくれたことでしょう。


そして無事に皆さん二股川キャンプ場に到着です。

チャリなんで温泉までひと足先に出ようと、急ぎ準備するもむなしく、結局私が最後に(汗
ドーターのRACE Xだと、なかなか荷物が収まりきれないのでした。
チャリ登山でも行けそうな、小さめのザックを買うことを、この時決意する。

帰りの温泉は吾平の湯遊ランド。
途中 542号線から 544号線に左折して登った坂が、距離は短いんだけど勾配キツ~(汗
頂上付近の路面が濡れててコケが生えていて、ダンシングで踏むとタイヤ滑るしね。
この線は肝付町高山から鹿屋市吾平を繋いでいる。
登り切った後のダウンヒルが良い感じの割ときれいな道。
結果として、ここを登っておいて良かった。

車組に遅れること約 30分?
なんとか皆さんと温泉にも入れて、山行企画完走です。

帰りは桜島フェリー?
の予定でしたが、ライトの充電があまりない感じ。
仕方がないので(それを良いことにとも言う)、垂水フェリーで帰りましたとさ。

今日のレシピ(2014/01/31

棒ラーメンに、じゃがいもの煮っ転がし、お餅。


明日があるので、こんなもんで。
準備しないと、、、

ご馳走様でした。
感謝!

2014年1月30日木曜日

今日のレシピ(2014/01/30

炒り豆腐に、塩サバ、じゃがいもの煮っ転がし、白菜の即席漬物、味噌汁、ご飯。


炒り豆腐だけどビーフンを入れてみた。
豆腐を炒って水分を飛ばしてから、だし汁で煮るのね。
なるほど、味がしっかりついてくれる。
キューピー 3分クッキングさん、ありがとう(感謝!

じゃがいもは甘めに良い感じに出来た。

白菜の漬物は、顆粒の和風だしと塩でちゃちゃっと作っただけでも美味しい。

ご馳走様でした。
感謝!

2014年1月29日水曜日

今日のレシピ(2014/01/29

麻婆豆腐に、サラダ盛り合わせ、味噌汁、ご飯


水菜もすぐ痛むんでね。
野菜消化でてんこ盛り。
水菜だけだとあれなんで、ポテトとかも煮てみた。

麻婆豆腐はいつもより若干控えめの量。

ご馳走様でした。
感謝!

2014年1月28日火曜日

大篦柄岳 チャリ登山

鹿児島県の山 No.31 大篦柄岳(おおのがらだけ)

この記事は、2014/01/25(土)の大篦柄岳(おおのがらだけ) チャリ登山についての記事になります。

翌日の1/26(日)は四季山遊会による甫与志岳(ほよしだけ)山行企画に、早いうちに申し込んでいた。
甫与志岳は肝属山地の最高峰。

そこで、今週末のイベントが閃いた。

チャリ de おおすみ・サイコー・ホー!

※注) 「ホー」のところは各自思いつくポーズで決めてください、「フォー」でも結構です。

と言うことで、1/25(土)は高隈山地の最高峰、大篦柄岳に行くことに、シモンソマルヒラです。

サイクリングコースはこちら。


今回は登山が結構キツそうなので、チャリルートは若干緩めに設定(汗
海岸沿いの平坦路を、まったりとLSD。
牛根峠か?はたまた高峠か?
少し迷ったが、今回は牛根峠をチョイス。
牛根から輝北に抜けて、大隅湖過ぎのグリーンカントリー高隈(高隈渓谷キャンプ場)へと向かう。

アミュプラザを起点にして10号線へ。
あたりはまだ暗いので、ライトを点灯して走る。
磯庭園に向かう手前のトンネルまでは、交通量も多く信号にも良く捕まるので、好きではない。
海岸線をペダルをコギコギして、桜島を右手に眺めながら走ると、やがて次第に夜が明け、桜島の輪郭もくっきりと見えてくる。
この感覚が、とても良い。
早起きした人への、ちょっとしたプレゼントだ。

何も考えずに過ごせば普通の平凡な週末も、ちょっと一歩踏み出せば、素敵な日常へと変えられる。
さて、今日はどんな非日常にしてやろうか?

まるで、普段は目立たないサラリーマンが、週末になるとスーパーマンに変身するかのように、、、
まるで、普段はおとなしいOLが、週末の夜になると、見まごうほどに着飾った大人の女性に変身するかのように、、、←これ願望(笑

重富、帖佐を抜け、加治木のプチ坂を越えて、小浜に降りる。
隼人を抜け、国分のプチ坂を越えて、福山へと降り立つ。
単調であまり面白みのないルートだが、桜島を色んな角度から眺められるのが良い。
その桜島も火山灰でかすんで見えてきたと思ったら、国分あたりでばさばさと、火山灰の洗礼を受けた。

国分IC過ぎの交差点。
左手に折れて鹿屋へ向かう道が整備されていて、この坂から望む桜島は、見ごたえ十分です。
晴れた日に、一度、是非登って見てください。


牛根峠への交差点に到着。


その手前の海辺でプチ休憩。
桜島が火山灰で良く見えなかったので、海辺を撮影。


ここから、きほく上場公園入口のある牛根峠頂上までが、約500メートルのヒルクライム。
激坂ではないけど、まずまずキツい箇所もある。

峠の頂上に近くと、桜島の展望がグッドな箇所がある。
山の谷から望む、雲に浮かぶ桜島。


崖崩れの危険を回避するかのように新しい道路を工事中の箇所があるが、完成までもうあと少しと言ったところ。
これが完成すれば雨量が多いときの通行止め規制もなくなるのかも?

牛根峠の頂上。


あまり頂上感のない頂上?
ここを左手に折れると輝北天球館と風車のあるきほく上場公園に行けるのだが、ここからの登りが結構キツいっす。
輝北クロカン参加時の自走で、ここを昨年登って、そう感じたが、それ以来登っていない。

ここからビューと標高差約300メートルのダウンヒルを楽しんで、輝北支所のある交差点へと抜ける。


高峠へと続く三差路を左手に折れて、高隈山をパチリ。
この日は午後から雨予想なので、展望には期待しない。
むしろ雨の日の登山を経験しておくことも、テーマのひとつにしている。


大隅湖を過ぎてほどなく現れる、高隈山登山道の立派な案内板のところを、ほぼ180度Uターン。


途中途中にあるグリーンカントリー高隈の案内板を頼りに、道なりに登ると到着。


左手が駐車場、右手奥に伸びているのが登山口へ向かう道。
調べてみると、高隈渓谷キャンプ場からグリーンカントリー高隈と改名されたとある。
台風の被害で20年以上閉鎖されていたものを、地元の方々で復旧されたらしい。
感謝です!

山頂までお昼を待てないので、ここでランチタイム。
というか、もっと早出しなければならない。
もしくは、もっと早く走れるようにならなければならない。

ちょっとしょぼいけど、一応自家製レシピ。


ここの水場をお借りして、ハイドレーションに1.5リットル、チャリ用ボトルに0.5リットルの水分を補給し、いざ出陣。
大篦柄岳への登山ルートは、もっともメジャーな垂桜コース、そしてスマン峠コースがあるが、ここから登る寿八コースが、もっとも長いコース。
登山者の少ないこの登山コースが整備され再開されたのは、つい最近のことのようである。
やはり馴染みのある高隈から登りたかったので、そのスタート地点に立てたことに感謝である。
今回は登山靴にレインウェアも着込んでの、完全武装で臨んでいる。
この日の天気予報が午後からほぼ雨。
雨、来るなら来い、の準備と心構えは十分である。

駐車場の先の林道をちょっと歩くと、進入禁止のロープが。
これを越えて先に進む。


しばらくすると、大篦柄岳登山道の案内板が。
ここから頂上まで 200分とある。

見てのとおり、あまりはっきりとしない登山道と急坂になっているが、少し登ると状況が一変してくる。


このような感じの、割とはっきりとした登山道に変わってひと安心。


時期が時期なので花はないが、足元にヤッコソウを見つけた。
これがこのあとどんな風に変化していくのだろうか?


約30分ちょっとで、林道に抜けた。
下りは 26分と手書きで書いてある。


林道に抜けた右手側から撮った写真。
テープがあるところから林道に抜ける。
左手の登りのほうへ林道を歩く。


10分ほど歩くと、またもやロープの張られた通行止が。


右手のほうに見えているのが登山口で、ここからが寿八コースとなっている。
山頂までは 120分とある。


相変わらず、こんな感じの登りが続く。
結構、長く続く、、、
登山道は尾根に沿って続いているが、左右の傾斜を見ると尾根であることがはっきりと分かって面白い。


途中、見晴らしが晴れたところから見た左手側の山の尾根。
私は今こちらの山の尾根を歩いている。
そんなことは無理なのだが、向こう側の尾根から、この尾根を歩いている私を見ている自分を想像してみる。
なんとなく想像できて面白い。


またもや見つけた手書きの案内図。
良く見るとどうなっているのかが分かる。


頂上に近づくと、いきなり出てきたスズ竹。
その昔、矢に使っていたという竹らしい。
調べてみると、大篦柄岳の「篦」の字は、このスズ竹を意味しているらしい。


出ました、頂上まであと 5分の案内板。
ここまでほとんどこのような案内板は見かけなかった。


道なりの方向が大篦柄岳山頂方向。
左手に見えるのがスマン峠コース。
今回は行けなくてスマン(お決まりのオヤジギャグ


そしてようやく、高隈山地、最高(サイコー)・峰(ホー)!

グリーンカントリー高隈の標高が約 166メートルなので、1000メートル以上の標高差を登ったことになります。
頂上近辺で一旦平坦路や下りも出てきますが、そこまではず~と登り。
急坂も多く、登りごたえ十分です。
ここまで、 休憩を 2回入れて 2時間35分でした。


頂上では下から霧がフーと吹き上げていて、見晴らしナッシング。
真正面を見たら、真っ白けだったので、左手をパチリとしたのがこの写真。
最高の展望は次回のお楽しみにして、あまり間を開けず降ります。


降りの途中で左手側をパチリ。
左の山の尾根の先に、小さく見えているきほく上場公園の風車。
あそこを自転車で走って、この頂上に立っていると思うと、嬉しくなってくる。
チャリと健康な体さえあれば、どこへでも行けそう、そんなことを実感する瞬間である。
そう感じることで、健康な心までをも、同時に手に入れることができた気がするのである。


携帯の充電切れで写真はここまで。
モバイル充電器は持参していたが、ケーブルを忘れてしまっていた(汗

そんなこんなで降りは、1時間35分。
下山したら少し雨がパラパラと、、、
十分に準備しておけば、何故だが雨も降らないことが多い。

帰りは約 18キロを下り基調で鹿屋まで。
今日もほぼ 12時間戦えますか?
の週末イベントとなりました。
さすがにお腹が空いたので、着いたら速攻、豚カツの竹亭インでした(笑